木次線の歴史

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【うんちく9】木次線の建設費用

木次線の建設費用

木次線の建設費用はいかほど

木次線の建設工事は、当時短絡支線の接続を目的としたため、工事の節約上、長大隧道は極力避けた。このため、当管区内の他線区にも例のない1000分の30の急勾配があり、輸送力は極度に制約されている。また、出雲坂根、油木間は、中国山脈の分水嶺三井野峠越え(最高施工基面高731.4m)のため、線路は延々と山腹を迂回し、出雲坂根駅にはスイッチバック線が設けられ、また、第4坂根隧道トンネル(延長610m)は、大断層と湧水のために、まれにみる難工事となり、4本の導水トンネルによる排水作業と並行しつつ、昭和9年1月着工以来、30万円の巨費と3年9か月の期間を費やして完成した。そのほか、中央坂根隧道は、地質不良のため、大切取工事を隧道掘削に変更している。

木次線中、「宍道~木次間」の建設費は、746,884円、1km当たり35,397円を要し、「木次~備後落合間」の建設費は、7,080,000円、1km当たり116,400円を要したと言われている。(米子鉄道管理局史)

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