表紙 | 裏表紙 |
大正5年の開通時、簸上鉄道株式会社より出版された「簸上鉄道沿線案内」です。折り込みになっています。
案内図(右) |
案内図(左) |
「八雲たつ出雲八重垣妻ごめに」と素尊が詠じて国土經榮の端を啓き給ひし神代ながらの出雲は山紫水清の境地にして、本邦最古の神話傳説地多く本鉄道の沿線は神蹟に富み全線の山河は名勝集蹟ならざるはなく山色水光は幽邐と佳麗と併せ可からざるはなし。秀麗なる勝地に、閑雅なる温泉に、将た史跡に神社佛閣に、これを探勝せんとせば旬日尚距る能はざるものあり誠にこれ旅券兼ね備へたるものと云うべし。~(見出し文)
施設紹介(右) |
施設紹介(左) |
<掲載されている名所>
加茂町・・・加茂神社、高瀬山、八ツ畦古戦場、光明寺、長谷寺、
大東町・・・八重山、門見堂、一乗寺、赤川蛍、西方寺、蓮花寺、磨石山、海潮温泉、弘安寺、須賀神社
木次町・・・洞光寺、来次神社、八本杉、室山、釜石、壺神石、湯村温泉
三刀屋町・・・雲見瀧、三刀屋天神、峰寺
掛合町・・・龍頭の瀑
仁多町・・・鬼の舌震
横田町・・・小八川スキーグラウンド