
全国のコアな鉄道ファンから人気の木次線。宍道湖が見える宍道駅から中国山脈に向かって走る車窓からは、豊かな自然、中山間地の懐かしい光景を目にすることができます。また沿線の駅周辺には観光スポットが多くあり、列車を利用した観光も楽しむことができます。

木次線の魅力は、湖、水田が広がる農の景観、深い森とさまざまな景観を目にすることができ、さらに四季ごとにちがった美しい景観を車中から楽しむことができるところにあります。

木次線を走る列車の多くは一両編成(一両列車)で運行しています。ときどきバスが走っていると見間違われるときもあります。それもそのはず、木次線の定期列車はすべて、キハ120形気動車が使用されており、キハ120形は全長約16m、乗車口の扉にはバスと同じ2枚折戸が使用されているため、バスに見間違われてもおかしくないんです。しかし、一両列車が木次線沿線のまち、川、田んぼの中を走りぬけ、山間を力強く走る姿は、かわいらしくも、頼もしく、自然と応援したい気持ちになります。そんな一両列車を見て、乗って、木次線の新しい楽しみ方を見つけてみませんか。
一両列車の聖地「木次線」のロゴは、1両編成の列車が田園風景の中を走る様子と、3段スイッチバックをモチーフにしたデザインです。沿線自治体で構成される木次線利活用推進協議会と島根県が、このロゴマークを使って木次線をアピールしていく予定です。

加茂中駅~幡屋駅間のあじさいロードを走る一両列車


以下の時刻を参考にしてください。
※運行状況により時間がずれることがあります。
- 加茂中駅 ▶ ︎幡屋駅
-
- 7:44 頃
- 9:25 頃
- 14:30 頃
- 17:28 頃
- 18:38 頃
- 19:25 頃
- 21:02 頃
- 21:53 頃
- 幡屋駅 ▶ ︎加茂中駅
-
- 6:36 頃
- 8:21 頃
- 10:28 頃
- 12:07 頃
- 13:47 頃
- 16:15 頃
- 17:20 頃
- 19:20 頃
- 20:51 頃
幡屋駅〜出雲大東駅間の赤川を走る一両列車


以下の時刻を参考にしてください。
※運行状況により時間がずれることがあります。
- 幡屋駅 ▶ ︎出雲大東駅
-
- 7:50 頃
- 9:30 頃
- 14:37 頃
- 17:34 頃
- 18:44 頃
- 19:31 頃
- 21:08 頃
- 21:59 頃
- 出雲大東駅 ▶ ︎幡屋
-
- 6:32 頃
- 8:17 頃
- 10:25 頃
- 12:04 頃
- 13:43 頃
- 16:12 頃
- 17:16 頃
- 19:17 頃
- 20:47 頃
日登駅~下久野駅間の山間 (県道45号と156号の分岐付近)を走る一両列車


以下の時刻を参考にしてください。
※運行状況により時間がずれることがあります。急遽編成が変更になる場合があります。
※1:あめつち運転日は運休
※2:土曜日は運休
※3:日曜日は運休
- 日登駅 ▶ ︎下久野駅
-
- 10:30 頃※1
- 15:05 頃
- 19:15 頃
- 21:35 頃※2
- 下久野駅 ▶ ︎日登駅
-
- 6:00 頃※3
- 7:40 頃
- 9:45 頃
- 11:15 頃
- 12:50 頃※1
- 14:05 頃
- 16:35 頃
- 18:45 頃
- 20:00 頃
- 21:00 頃
国内に数あるスイッチバックの中でも珍しい三段式スイッチバックを体験できるのがここ木次線です。三段式スイッチバックは出雲坂根駅(標高564m)から三井野原駅(標高726m)までの標高差162mをかけあがるために設置された設備で、駅を出発した列車が途中で進行方向変えて走行するのが特徴です。出雲坂根駅~三井野原駅間から見る車窓からの眺めは言葉では言い表せないほどの絶景です。

出雲坂根駅~三井野原駅間から見る車窓からの絶景

道の駅 奥出雲おろちループにはスイッチバックのジオラマを展示しています。
※時期によっては展示していない場合があります。