木次線データベース
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- 【うんちく1】簸上鉄道
木次線の前身「簸上鉄道」 大原郡から仁多郡を経て広島に至る陰陽連絡鉄道の敷設は、雲南奥地の開発を企画する有忘や地元住民の強い念願であった。 明治42年(1909) 11月、山陰線が宍道まで開通するに及んで鉄道敷設の熱 […]

- 【うんちく2】木次線の誕生
木次線の誕生 簸上鉄道営業開始に続く目標は、鉄道を更に南下させ、木次から三成・横田を経て県境を越え、広島~三次間の芸備鉄道線に連絡することであった。大正7年(1918)、芸備鉄道と簸上鉄道が共同して鉄道敷設を嘆願し、翌 […]

- 【うんちく3】C56108
蒸気機関車C56108号 雄大な姿を誇るこの機関車(C56108号)は、昭和12年(1937)8月、三菱造船所で製造され、同年12月木次線の全通と同時に木次機関区に配属され、木次線を走り続けた生粋の「木次線っ子」である […]

- 【うんちく4】機関車車庫
機関車車庫(JR木次鉄道部列車支部車軸庫) 木次線全線開通は、簸上鉄道を国が買い上げ昭和12年(1937) 1 2月12日宍道~備後落合間省線《木次線》として陰陽の物流、人の交流の基幹としての役割を担って開通した。 簸 […]

- 【うんちく5】木次トンネル
木次トンネル(木次隧道) 木次トンネル(全長22 3. 8 m) は、昭和2年(1927)木次~出雲三成間の簸上線延長のための工事時に着工し、昭和7年(1932) の開通までに完成した。木次線のトンネルの中でも、唯一ト […]

- 【うんちく6】難工事の歩み(木次~備後落合)
難工事の歩み(木次~備後落合) 工事は関東大震災(大正12年9月1日)で一時延期されたが、昭和2年(1927)木次から三成間の第1期工事が着工された。 下久野トンネルは地盤が硬い最大の難所で、鉄道省直轄工事で行われ、多く […]

- 【うんちく7】木次線へ配備された蒸気機関車
木次線へ配備された蒸気機関車 C1112 昭和46年10月に木次駅のSL基地が廃止されるまでに、木次線に配備された主な蒸気機関車は次のとおりである。 1号形式(旧国鉄121形式)簸上鉄道 2号形式(旧国鉄1 […]

- 【うんちく8】ストーブ取付客車の運用
ストーブ取付客車 ストーブ取付客車の運用 旅客サービスが強調されるに至って、混合列車、準混合列車に連結している客車にヒーター通気が行えないので、車内保温を図るため、ストーブを取り付けた客車を運用した時代があった。 このス […]

- 【うんちく9】木次線の建設費用
木次線の建設費用 木次線の建設費用はいかほど 木次線の建設工事は、当時短絡支線の接続を目的としたため、工事の節約上、長大隧道は極力避けた。このため、当管区内の他線区にも例のない1000分の30の急勾配があり、輸送力は極度 […]

- 【うんちく10】旅行友の会
旅行友の会 旅行友の会とは? 増収対策の一環として、昭和29年10月石見川本駅迎合区に三江線旅行友の会が初めて誕生した。次いで昭和30年11月石見江津駅連合区に、32年には、出雲市、浜田、石見益田の各駅連合区に、さらに昭 […]

- 【うんちく11】開通当時のにぎわい~大正5年
開通当時のにぎわい 大正4年9月15日から工事に着手、5年2月7日には、宍道~木次間を竣工した。まさに昼夜兼行の突貫工事で、この超スピードぶりには、当時の国鉄関係者も称賛したという。 その日、大正5年10月11日、天気晴 […]

- 【うんちく12】大正5年の乗車賃
大正5年の乗車賃 大正5年の開通時、宍道駅から木次駅までの乗車賃は次のとおりです。 宍 道 ◎27銭 ◎41銭 ◎60銭 17銭 26銭 39銭 加茂中 ◎17銭 ◎36銭 &n […]

- 【うんちく13】木次落合線鉄道起工式祝辞(経過報告)
木次落合線鉄道起工式祝辞(経過報告) 大正12年より工事が着手されることになった「木次備後落合線(当時)」 木次落合線鉄道起工式祝賀会における絲原武太郎氏の経過報告全文です。 簸上鉄道開通祝賀宴(当時の新聞紙面から) & […]

- 【うんちく14】機関車は天気予報官?
機関車は時計をもった天気予報官 昭和四十年代なかば木次線は、白い蒸気を噴き上げながら斐伊川沿線の町村を近代化へ牽引した蒸気機関車(SL)を引退させた。町民体育館前広場に往時のままの姿でその勇姿をさらしている蒸気機関車がそ […]

- 【うんちく15】子供博覧会
大原子供博覧会 木次線開業当時(大正5年)には、「子供博覧会」が大東町で開かれました。 その様子を木次町誌で紹介しています。 ~以下、木次町誌から 「子供博覧会」と聞いても内容はわからない。 そこで、新報紙上(開業当 […]

- 【うんちく16】下久野隧道工事記念寫眞帖
下久野隧道工事記念寫眞帖 鉄道省直轄工事として、木次線第2工区「下久野隧道(現 下久野トンネル)」完成時には、工事に携わった「久野労働團」発刊の写真集「下久野隧道工事記念寫眞帖」が出版されました。(昭和7年6月竣工) そ […]

- 【うんちく17】簸上鉄道敷設趣意書
簸上鉄道(木次線)敷設趣意書 大原郡から仁多郡を経て広島に至る陰陽連絡鉄道の敷設は、雲南奥地の開発を企画する有志や地元住民の強い念願であった。 明治42年(1909) 11月、山陰線が宍道まで開通するにおよんで鉄道敷設の […]

- 【うんちく18】簸上鉄道沿線案内
簸上鉄道沿線案内 表紙 裏表紙 大正5年の開通時、簸上鉄道株式会社より出版された「簸上鉄道沿線案内」です。折り込みになっています。 案内図(右) 案内図(左) &n […]