出雲坂根駅(いずもさかねえき)は、島根県仁多郡奥出雲町八川にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)木次線の駅です。
愛称は「天真名井」(あめのまない)。ホームの片隅に延命水と呼ばれる湧き水がある。
出雲神話看板での命名 「天真名井(あめのまない)」 …1、2番ホーム両方に設置してあります。
駅の辺りのあちこちから、中国山地の豊潤な水がこんこんと湧き出ています。飲めば身体に効験のある延命水として親しまれています。高天原(たかまがはら)にも、汲めどもつきぬ清らかな天真名井があって、神々は浄めに用いられました。坂根の水も同じように清らかで、身も心も清浄にしてくれるのです。 |
~3段スイッチバック~
三段式スイッチバックは、次の駅のまでの高低差、約160mを一気に登るため2回のスイッチバックを繰り返して登っていきます。
~延命水~
冬暖かく、夏には冷たい湧き水。古老の伝えによれば、昔、狸や狐が多く、しかも寿命100年をこえたと思われえる古狸が好み飲用したことから里人も長寿の霊水として飲用を始め、そのうち延命の水と名づけられたと言われています。駅構内に泉源があります。