平成25年3月に設立され、木次線を走行していた重要な鉄道遺産でもある「蒸気機関車C56108」を後世に残すための保存や活用している組織です。
この機関車は、町が申し入れて国鉄から無償貸与を受け、木次ライオンズクラブの創立10周年記念事業として木次機関区職員の協力により、昭和49年11月に大輸送作戦を展開し、現在地に設置した。
現在、地元を中心に県外も含め、275人の会員(平成28年3月31日現在)があり、機関車の点検や環境整備(雲南市との管理業務委託)、広報活動、活用研修イベント時の公開展示などを行っています。
保存会で作成している「C56108記念乗車券」
C56108号走行風景
C56108号木次機関区内
C56108号紹介ページ(うんちくページへ)
C56108 | 昭和12年08月 | 三菱重工業神戸造船所にて製作 |
昭和12年10月 | 新製と同時に木次線木次機関区に配属 | |
昭和28年11月 | 快速「ちどり」号のヘッドマークを付けて牽引する。現役のほとんどを木次線で過ごし、38豪雪や39災害時の救援物資の輸送をはじめ、通勤や通学列車として親しまれてきた。 | |
昭和47年09月 | 木次線無煙化により浜田機関区に転属 | |
昭和49年07月 | 約163万キロ(地球約40週)を走破し廃車 | |
昭和49年11月 | 現在の雲南市木次体育館横へ移設展示 |
保存会では、毎年広報誌を発行しています。
広報誌 | |
平成26年4月22日 | SL保存会新聞 |
平成27年4月21日 | SL保存会新聞 |
平成28年4月21日 | SL保存会新聞 |
積雪から守るためのシート掛け準備作業
毎月の点検と環境整備
ブログ | C56108保存会活動ブログ | |
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