ストーブ取付客車の運用
旅客サービスが強調されるに至って、混合列車、準混合列車に連結している客車にヒーター通気が行えないので、車内保温を図るため、ストーブを取り付けた客車を運用した時代があった。 このストーブは、客車中央の座席をとりはずし、ダルマ式のストーブをすえ、屋根に煙突をぬいたもので、近代化した気動車などと比べ、およそこっけいなものであったが、車内の実質採暖は、ヒーター以上の効果があった。木次線における運用は次のとおりである。(米子鉄道管理局史)
昭和31年から昭和34年まで (参考 浜田・石見益田間:昭和31年から昭和35年まで、因美線:昭和31年から昭和33年まで)